今の自分の立ち位置を改めて認識した機会がありましたので
綴ります。

 

本日銀座を歩いていましたら、
新規オープンの画廊の呼び込みの女性に遭遇しました。
すごくがんばって呼び込みをされていたため
ついつい応援したくなる情が出てしまったのと、
画廊の名前に惹かれたこともあり、

初めて画廊という空間に足を踏み入れました。

 

画廊の中では、画が20枚ほど飾られており、
風景画が2/3、人物画が1/3という感じでしょうか。

私はふと惹かれるがまま
ある絵にたどり着きました。
呼び込みをしていた女性の方が
驚いた様子で私を見て
この作品の画家のこと、
絵が誕生した背景を教えてくださいました。

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画家:マーティロ

旧ソビエト連邦生まれ
14歳でシャガールが獲ったような国際的な賞をとり、
国の手厚い英才教育を受け芸術センスを磨いた方。

※当時のソビエトは、共産主義と資本主義が戦っており
決して裕福ではなかった背景から
彼は国からとても期待をされていた人物であったそうです。

英才教育後も国からの依頼を数多く受け
レーガンの肖像画なども手掛けていたそうです。
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「幼いころから認められてきた画家なのですね」

そう話の相槌を打つと
彼女は続けてこのような話をしてくださり、

わたしの心はマーティロに鷲掴みされてしまいました。

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ただしマーティロは亡命します。

共産主義(赤)と資本主義(青)が戦っている旧ソビエトでは、
二色を混ぜた色である紫は、一つの画に共存してはいけなかった。

質素にしなくてはならないため、ラメとか金とか使えなかった。

自由を求め、アメリカに亡命をしたのです。
3回の連れ戻しに会いながらも、4回目で亡命成功。

アメリカという自由の地で、
自由に表現できる喜びに興奮し
線も思うがままの勢いある曲線で、紫やラメをふんだんに活用。
ずっと描きたかった女性の美しさを感じるままに表現するように。

マーティロの欲望が集結した画がこちらの画、
「気取った女性」です。
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「こちらの画を好む方は、
何か今よりも自由に前に進みたいという気持ちを持つ方が多く
とてもマニアックなファンが多いのですよ。」

 

まさに自分の新天地への不安と期待を言い当てられたかのようでした。

出逢いは神の御業。

この「気取った女性」は、お値段が身分不相応なものでしたので断念しましたが
マーティロの別の作品を購入させていただきました。

 

今私の人生は自由を手に入れたばかりです。
思いっきり気取って、
思いっきり心に正直に生きていく覚悟です。

 

呼び込みをしてくださった女性には心から感謝しています。
わたしに考えるきっかけを作ってくださりありがとうございました。

 

もう気候は初夏ですね。

心地よい風と明るい陽射しに誘われて
たくさんの方がお外に出てきており
銀座の街もわくわくが詰まっています。

いつまでも風が気持ち良いと感じていたいです。