コダワリと許容の共存
-リアル研修とオンライン研修の立ち位置-

目次

挨拶

1:デジタル技術とリアルをしっかりとセグメンテーションする

2:リアル研修とオンライン研修

3:まとめ

挨拶

こんにちは。杉田です。

みなさん、突然ですが、ZOOM飲み会のご経験はありますか?

ZOOM飲み会は、それぞれの場所で、それぞれに食べたいもの飲みたいものを準備し味わいながら

画面越しに語りあうものですよね。

その自由さがとても楽しくて、とても新鮮でした。

ただ、気づいたら、そして半年後の今、完全にやらなくなってしまいました。

何故、やらなくなってしまったのだろうか。

デジタルトランスフォーメーションと掛けて、綴っていきたいと思います。

 

1デジタル技術とリアルをしっかりとセグメンテーションする

もうすっかりやらなくなってしまったZOOM飲み会。

緊急事態宣言が解かれた私たちメンバーの生活に合わなかったのでしょうか。

そんなことはない。断言できます。

ではなぜかZOOM飲み会をしなくなってしまったのか。

自分に問いかけてみました。

 

『流行りに乗ってやってみよう感覚』で終始してしまったから。

 

リアルで会って飲むこと、ZOOMで飲むこと

各シーンごとに、こだわりたいところ、妥協してもいいところをしっかりと整理し明確化しようとしなかったから。

 

このコロナ環境下、私たちは至る場面でデジタルトランスフォーメーションに触れたと思います。

自らの行動の目標に対し、行動の効果を最大化させるための手段の選択肢が増えた今、

単純にDXに対して過度の期待をして、使える使えないの判断を下すのではなく、

再度、自らの一つ一つの行動の目的達成に向け、

リアル、デジタル技術をセグメンテーションしてみることが大切だと感じています。

 

2リアル研修とオンライン研修

当社はeラーニング会社なので、この視点から考えてみました。

今まで何気なくやっていたリアル研修。

実はどういう効果があるのだろうか。新人教育で整理してみました。

今までやっていた研修の3つの効果

①動機付け

②知識の装着

③行動の装着

 

では、①~③の効果を最大化させるための最適な手段は?

①動機付け

対面で伝わる温度、五感がない中での動機付けは限界があると感じています。

また、回数重ねることも大事ですが、1開催あたりのインパクトが重要だと思います。

⇒よってこれはリアル研修でしょう。

 

②知識の装着

動機付けされている状態であれば、この知識の装着はオンラインLIVE研修で充分ではないかと思います。

また、何度も繰り返し知識を復習する場があった方がより効果が高いと思います。

⇒よって、これは集合する移動時間が省けるオンライン研修で充分でしょう。

 

③行動のきっかけ

これは行動の装着ということなのですが、

こちらも②の知識装着と同様、動機付けされている状態であれば、オンラインLIVE研修で充分ではないかと思います。

また、何度も繰り返し行動を練習する場があった方がより効果が高いと思います。

⇒よって、これはすぐに集まれるオンライン研修で充分かつ効果が高いと思います。

 

つまりは、リアル研修とオンライン研修を融合することが教育効果の最大化だということだと思います。

 

3まとめ

日本人は特に、すべて全力、すべて完璧を目指す(例えばオモテナシの文化)

そんなDNAを持っているように感じます。

そうすると、やはり「これでも充分だよね」というものを選択しづらい。

ただ、今の時代は、ビジネス環境が指数関数的に変化していきます。

業務、組織、プロセス、企業文化・風土の変革のスピードに追い付け追い越せ状態を作るためには、

このコダワリ(リアルにこだわる)と許容(オンラインでも充分)の共存を

心から認め、活用していくということなのかもしれないですね。

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