LGBT
こんにちは!
Gifted杉田です。
先日yahoo!トップのニュースに、
労働組合の中央組織、日本労働組合連合会(略称:連合)が
日本初となる非当事者を中心に実施したLGBT関連の職場意識調査結果をリリースしたと、
出ていましたね。
最近、弊社にもダイバシティのご相談を頂きます。
弊社では今、研修&eラーニングのダイバシティコンテンツとして、
妊婦、育児休暇、マタハラ、セクハラ、外国人、カラダの病気、ココロの病気、時短者などある中で、
LGBTも絶賛作成中です。
ということで、今回は「LGBT」について基礎的なところから簡単に記したいと思います。
LGBTとは、レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、
バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害等で、心と体の性が一致しない人)
の頭文字を取った言葉で、
性的少数者の総称として使われることもあります。
尚、「LGBT当事者」とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのほか、
アセクシュアル(他者に対して恋愛感情も性的感情も向かない者)等も含む性的マイノリティ当事者を指すことが多く、
LGBTはひとくくりにできず、まさに多様で
LGBTであるかどうかは見た目で分かるとは限りません。
電通ダイバーシティ・ラボ(以下DDL)が作ったセクシュアリティーマップがとてもわかりやすいですが、
LGBTを考える時には、セクシュアリティーを
「生まれた時の身体の性別」「心の性別(自分は男だ、女だという性自認)」「恋愛対象の相手の性別」の
3つの組み合わせで考えると分かりやすいそうです。
尚、下記にはありませんが、
4つ目の性として、「表現する性」があり、
それは「トランスベスタイト」(異性装者)が存在します。
トランスジェンダーの一つといわれていますが、
一般的な女性・男性は行わないくらいデフォルメといえるほどの異性装を行うので、
例えばトランスジェンダーの中の一つで性同一性障害の人たちが
より自然な女性・男性らしい装いを求める気持ちとは少し異なります。
テレビで見かけるいわゆる「オネエタレント」の方々にも、
異性的な装いをする人とそうでない人、奇抜なほどの異性装をする人と自然な異性装をする人など、
いろいろな人がいる理由は、各自の中の4つの性がそれぞれ異なるからです。(出典元:DDL)
LGBTはひとくくりにできないし、LGBTであるかどうかは見た目で分かるとは限りません。
日本でLGBT等(性別マイノリティ)当事者は8.0%という結果で、
その数は、血液型がABの人が10%、障害者手帳保持者が6%という比率を考えればいかに多いかがわかります。
私が知る限りにはなりますが、
私のFacebookの友達でも数えてみたら6%いらっしゃいました。
今、世のトレンドは選択の自由であり、生きる権利です。
今年の6月にはアメリカでついに全米で同棲婚を合法化する判決が下ったり、
そのさらに前3月には渋谷区においても「同性パートナーシップ条例」が可決されましたよね。
企業の動きとしても、
アメリカでは、
LGBTにとって働きやすい職場環境であるかどうかを調査し、企業を評価でランキング化したアプリも存在、
消費者の買い物する際の判断材料にもなっているようで、
アメリカ国内企業がほぼ100点を取ってしまい、アメリカ以外の国にも対象となることが話題になっています。
日本においても、
日本IBMや東京インターバンク・フォーラム(外資系証券会社など複数の東京の金融機関の連合グループ)、
グーグルやマイクロソフト、フィリップス、JR西日本グループ「ホテルグランヴィア京都」、
餃子の王将などなど様々な観点から企業の取組も始まっています。
だから、このタイミングで日本の労働組合の中央組織、日本労働組合連合会が
LGBTに関する職場意識調査を行ったのですね。
次回もこのLGBTと企業について書きたいと思います。
ちなみに、
日本は歴史的にLGBT当事者が多くいたとされています。
真実は定かではありませんが、
織田信長、上杉謙信、武田信玄などの名前が取り沙汰されますよね。
当時はどうだったのでしょうね。