日本の国技、相撲の「1/3」
こんにちは。
Gifted 杉田です。
いよいよ始まりましたね!リオオリンピックーっ!!
さぞかし地球の裏側ではお祭り騒ぎなのでしょうね!
そして、どうしても、テレビで見ていると、
4年後の東京オリンピックを想像してしまい、
いつものオリンピックよりも、わくわく感が倍増しております。
ということで、今回はオリンピックにちなみ、
スポーツネタでいきたいと思います。
先日、私の大切な友人にお誘いいただき、
なんと砂かぶり席と言う特等席で、
目の前には楽しそうに見守る、地方巡業の責任者、貴乃花親方がいらっしゃいました。
思わず隠し撮り(笑)
とってもとっても良いオーラを放出していて、いい顔してらっしゃいました。
それを見て、昔のワイドショーでのいろんな記憶がよみがえり、
「いやぁ、いろいろありましたが、よかったですね」と
何も知らないくせに、要らぬ安堵をしておりました(笑)。
ということで、ご存じ、日本の国技 相撲。
古きを大切に受け継いでいる業界なのですが、
実は、時代を先取る取り組みも数多くしています。
その中で、企業人にとって見習うべき、この「1/3」という数字。
何を意味しているでしょう。
これは、幕内力士を見たときの、外国人力士の割合です。
相撲業界は、日本の力士不足を見据え、
いち早く外国人力士の受け入れを行ってきていました。
全体の力士構成をみても、下記の通り。
少し古いデータですが、日本相撲協会のデータ(2014年5月時点)によると、
戦後の歴代外国人力士の数は14カ国・158人にのぼり、
出身国・地域別に見ると、
1位:モンゴルの55人
2位:米国の31人
3位:ブラジルの16人
4位:韓国および中国の各12人が続きます。
ほかは、トンガ、ロシア、グルジア、フィリピン、アルゼンチン、英国、エストニア、サモア、ブルガリアなどなど。
出身国も多彩で、まさにグローバル化されてます。
さらには。
高見山関、初の大関となった小錦関、初の横綱となった曙関、
さらなる記録を打ち立てていった朝青龍関、白鵬関。
相撲協会は、ただ外国人力士を受け入れるだけでなく、
一歩ずつ悩みながらですが、しっかりと向き合い、ポジションも提供していっていますね。
外国人力士の方々のたゆまぬ努力のたまものだと思いますが、
長い年月をかけながら、しっかりとその外国人の受け入れについて向き合ってきた協会に
感銘を受けますね。
ビジネスに置き換えてみると、どうでしょう。
日本人労働者が減っていくという環境については相撲業界と同じ。
現場の摩擦を繰り返しながらも、しっかりと外国人の方の受け入れに向き合っている企業はどのくらいあるのでしょう。
*********************************************
先日、ある介護施設のお話を頂きました。
外国人の介護職員受け入れに関することだったのですが
内容は
日本人職員に、「外国人介護職員に対する日本人のスタンス」を体系的に教育したい。
でした。
介護業界において外国人の雇用安定は、
受け入れる側の日本人のスタンスに因るということだったのです。
来日して一生懸命働こうとしている労働者へ、
この日本人の文化・スタンスを、どのように教えてあげられるのか、
そこが定着率の決めてであり、サービスレベルの向上につながるとのこと。
なるほど、入社する外国人の方ではなく、
まずは受け入れ側の日本人への教育だと。
日本人管理者に外国人教育をなんとなくOJTで任せてしまうと、
どうしても、「だから文化が違うと、分かり合えないんだよね」となってしまう。
だから受け入れ側である日本人も、外国人の方も
お互いの文化について、スタンスについて、仕事について 網羅性高く「体系的に」学ぶ必要がある。
それは忙しい現場でのOJTではなく、
心落ち着けて俯瞰的に見れる「現場再現性の高い反復学習のできるeラーニング」が最も適していると、
弊社にお声がけ頂いたとのことでした。
国を維持するために外国人の受け入れが必要ならば、
日本の文化になじみ、日本語を話そうと努め、日本に溶け込んで暮らして行く決意をした人を、
日本社会の一員として受け入れることを考えて、日本人側の教育を進めてみてくことも必要だと思います。
そのお手伝いを弊社もしていけたら本望です。
余談です。
よく永谷園さんとかが出してらっしゃる、あの土俵をくるくる回る旗、懸賞。
通常の場所の場合、ひとつ6万2500円とのこと。
視聴者のターゲットを考えると、
永谷園さんやJTBさんはCM効果高そうですよね。
ターゲット層は少し異なるかもしれませんが、
国技を盛り上げたい、
そして敬意を払いたいという気持ちで、いつか当社としても出したいなぁと思いました。
ご精読ありがとうございました。