ディズニーで教えられる2つのこと。

こんにちは。

 

今日弊社にこんなものが届きました。

「地震対策30点避難セット」です。

先週末にあった地震の際 「ついに首都直下型が来たーーっ」と慌てふためいてしまったので

ようやく重い腰を上げて購入させていただきました。

ふと思ったのですが、

この防災グッズを販売されていらっしゃる有限会社防災防犯ダイレクトの経営者の方は、

地震があるたび、「発注増えるかな」と思ってしまうのでしょうか。

それとも「地震だ逃げろ」と思うのでしょうか。

 

わたしなら・・・いやでもよい宣伝・・・・うーん・・・でも怖いし・・・・・・。

 

この防災グッズを眺めて、一人で思考を巡らせてしまいました 笑。

 

 

 

防災グッズ画像

 

 

本題に入ります。

先日、前職の大先輩で会社経営をされている株式会社sky's the limit代表取締役倉持さまのご紹介で、

素敵な方々と会食させていただきました。

 

株式会社アルカディア・イーエックス代表取締役佐藤さまと、同社取締役副社長槇さまです。

 

佐藤社長は、

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社Operation& Technology Dept.(情報システム部門)、

ジャパン・アジアリージョンのインフラ部門長として、

なんとディズニーグループ内の国際プロジェクトに参加、

グループ統合のためにグループのインフラ及び基幹システムのデザインから導入までを行ったご経験をお持ちです。

 

とても楽しく情報交換させていただきました。

この時間で学ばせていただいたことはそれはそれは多く、

ここでは書ききれませんので、

選抜して一つだけご紹介できればと思います。

 

 

ディズニーでは、

『ビジョン』と『シナジー風土』が浸透・徹底されている。

 

例です。

ウォルトディズニーの経営陣も参加する国際会議では、

数時間続く会議の間の小休憩で、

たくさんのキャラクターさんがパレードの曲に乗って登場・ショーをしてくれるようです。

その狙いはビジョンの共有

 

難しい顔をしていたおじさまたちはその瞬間、笑顔になり、

キャラクターさん達に、わぁーっと手を振ってわいわいするようです。

つまり、

『ディズニーは、エンターテイメントを生業としているのだ』と

リマインドして体感させているのです。(この話はいろんな本に載っていたりしますね)

 

ただし、ここからです。

ディズニーが教えているのはそれだけではありません。

 

各人が勝手気儘なエンターテイメント精神で判断して行動しても組織として成り立ちません。

なので、もう一つビジョンとセットで教えられることがあります。

 

それが、『シナジー』です。

 

ここまで多角的にエンターテイメントを世界に届けられる組織として成長したのは、

このシナジーが浸透しているからではないでしょうか。

 

たくさんの従業員のエンターテイメント心が対立するのではなく、

妥協をし合うのでもなく、

シナジー(相乗効果)をもたらすことを促進している。

 

一人では思いつかないことも、

意見を言い合える仲間がいるからこそ、

より新しい視点で、ワクワク感やエネルギーを感じることができ、

結果、お互いの関係もよりよいものへ変化をする。

(フランクリン・コヴィがいうwin-winの関係ですね)

 

今、市場の価値観は多様化しているおり、

高度成長期の池田内閣が打ち出した「所得倍増計画だーーっ」というように

みんなが同じ幸せゴールを描いて進める時代ではありません。

 

現代は、世の中みんなの幸せ度は平均して高く、現状に満足していて

(平均所得が低下しているのに反比例し、20代若者の幸せ度は、過去5年間右肩上がり

※国土交通省調べ)、

何か欲求が表出しているわけではない。

 

水面下の潜在欲求は、個々人に細分化されており、

思考、志向で異なる、多様でありかつ浅い欲求のため、

見つけるのが難しい、すぐ変化する状態です。

 

だから現代の組織は、(ESという観点からいくと)

ひとりひとりがそれぞれのやりがいを感じ、

それぞれのニーズに合った風土醸成が不可欠です。

 

そのためには

各現場単位で従業員同士シナジーが生み出されるような環境が必須だと思います。

 

 

少し説明が長くなってしまいましたが、話を戻しますと、

ディズニー社が大切にしているビジョンとシナジーは流石、

現代にこそマッチしていると思います。

創業して1世紀近く経っている企業とは思えないです。

 

 

当社の商品の考えの根本もここにあります。

(実は当社ビジネスのきっかけは「ディズニーの最強マニュアル」という本です ※ほか参考記事

 

仕事の概念、基本行動なんてものは、なるべく早く従業員に習得してもらう。

その上で、従業員同士がそれぞれの若くて柔らかいアイディアを持ち寄り、シナジーを生み出せる。

さらにそれで従業員同士の関係も強固になって、

わくわく感や自分の存在価値を感じ、よりやる気スイッチが入る。

 

よいサイクルですね。

 

 

(少し弊社の商品アピールになってしまいますが、)

なので弊社は、アイディアが出せる程度までの知識は弊社システムのマニュアルやテストで実現、

シナジーから生まれた新たなアイディアは、

さらにマニュアルやテストに追加反映できるサービスを作っています。

 

 

ビジネスは朝令暮改であるべき。

 

常に最新のマニュアルがたくさんの従業員から生まれてくることは理想ですね。

 

少し熱くなってしまいましたが、とても良い機会でした。

佐藤社長、槇副社長、そして倉持社長、 本当に本当に有意義なお時間をありがとうございました。

 

 

追伸

みなさま、貴重なお時間を割いて

最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。

 

 

Gifted CEO杉田