労働と仕事と活動と

こんにちは!日々プロフェッショナルとして活動するGiftedのスタッフ、その活動や裏側にあるオフの姿をこっそりとアップする係を勝手に始めた高柳です。

 

Gifted-&-The-world-is-made-of-peoplew.

 

人は労働から解放され、活動することの価値に気付くことが大切だと思い始めた今日この頃。

皆さんの中で、人生を心から楽しんでいる方はどれくらいいるでしょうか?

 

なんで急にこんな事を言い出したのかと理由を問われますとですね、

たまたま何かでこんなものを見かけ、強烈に印象に残ったからなんです。

 

ハンナ・アーレントという政治哲学者の方の言葉を意訳していったものだと思うのですが、以下のように定義されていました。

 

1:活動(action)
自発的にやること。心からやりたくてやる純粋な行動。

 

2:仕事(work)
誇りをもってやること。

金銭など特定の目的があるから仕方なくやっていることではあるが、強制されている訳では無く、やる気は満ち溢れている。

 

3:労働(labor)

生きるためだけにやっていること。物事を機械的に処理していくイメージ。やらないで済むならできればやりたくないこと。苦役。

 

アーレントは、1>2>3の順に人間の行動としての質が高いものとし、出来る限り行動の質を高めていかねばならないとし、苦役としての労働は、仕事に変えていかねばならない、と言いました。

 

サラリーマンでいるうちは確かに2の仕事を目指す姿勢で良いのだと思います。しかし、経営者の方やグイグイと成長意欲の強い方々を見ていると、その姿は活動そのもの。

 

1と2の間には根本的な差があるんですね。

 

自分がどちら側になりたいか、それこそどれだけ自分の人生を自分事で楽しむか、ですね。