≪新入社員研修でも助成金活用!≫4月の新入社員研修で活用出来る助成金とスケジュール
ご挨拶
ブログをご覧いただきありがとうございます。
Giftedの梶村です。
10月になり今年も残すところあと3カ月ですね。
さて、以前に研修で受給できる助成金を簡単ではありますが
ご紹介させて頂きました。
前回のブログはこちらから
今回は、4月に新入社員の研修を検討されている企業さまや
クライアントの新入社員研修を担当されている研修講師の皆さまに
是非ご活用頂きたい助成金をご紹介いたします。
※ご紹介させて頂く内容は大まかな概要となります。
実際の申請などには諸条件がございますので必ずご確認下さい。
目次
挨拶
■1 新卒入社の研修で受給可能な助成金とは?
■2 助成金を受給するための条件とは?
■3 助成金申請に必要な書類書類
■4 申請スケジュール
さいごに 助成金申請にはぜひ「味方」を!!
1 新卒入社の研修で受給可能な助成金とは?
新卒社員研修で活用できる助成金は以下2点があげられます。
※あくまでも代表的な条件となります。
また、各コースごとに対象者や助成額などが異なりますので
詳しくは詳細は厚労省のHPまたは顧問の社労士様へご確認下さい。
(https://www.mhlw.go.jp/content/11650000/000765576.pdf)
今回はOJT・OFF-JT併用型の①認定実習併用職業訓練(大臣認定)を基に
ご紹介していきたいと思います。
2 助成金を受給するための条件とは?
最低でも以下7つは必須となります。
①雇用保険を支払っている
②会社都合の退職者が半年以内にいない
③正社員入社である
④入社して2週間以内に研修開始すること
⑤就業時間内に研修実施すること
⑥研修日、講師の変更があった場合は、事前申請する
⑦一言コメントの日報を書いてもらう
最低でも上記7つの項目は必須となります。
このほか諸条件は会社によって異なりますので
顧問の社労士さまへ確認頂くか、厚労省のHPより詳細を
ご確認ください。
3 申請に必要な書類
今回ご紹介した助成金の申請に必要な書類は以下です。
■申請時 =====================
・労働条件通知書(雇用契約書)
・出勤簿
・賃金台帳
・雇用保険被保険者名簿(ハローワークで入手)
・訓練(研修)カリキュラム
■訓練計画の書類作成================
・人材能力開発計画書(助成金提出用フォーマットへ書換え)
■研修実施後の提出物================
・経費領収書
・日報(OFF-JT/サインのみ、OJT/受講者記入箇所あり)
=========================
ここでポイントとなるのが申請時に提出する訓練(研修)カリキュラムです。
助成金が設置された背景をきちんと理解し、自社の業務遂行に必要な
訓練(研修)プログラムを作成する必要があります。
特に作成した訓練(研修)プログラムが助成金の対象となるのか
申請締め切り期日に余裕をもって労働局へ確認されることをお勧めします。
4 助成金申請までのスケジュール
助成金申請までの具体的な流れです。
4月の新入社員研修に助成金申請を間に合わせるためには
1月末までに大臣認定の審査を終え3月中に訓練の認定を受ける必要があります。
ただしこの助成金に関しては、4月スタートに合わせ多くの企業の申請が1月へ集中するため労働局が大変混雑します。
特に初めて助成金を申請される方は、書類の不備の確認やカリキュラムの認定条件の確認など締切機関に
余裕を持って提出されることをお勧めします。(11~12月)
さいごに 助成金申請にはぜひ”味方”を!
ここまでご覧いただきありがとうございます。
はじめて助成金申請を検討し申請に向けて準備をはじめられると
「難しそう」「難しい」などの壁にぶつかってしまうことが多く
助成金について知ってはいるが実際申請に至っていない企業も数多くあります。
特にはじめて助成金の活用を検討される際は、信頼できる社労士やコンサルタントなど
親身になって伴走してくれる「味方」を見つけることをお勧めします。
まずは味方を見つけることで一つ一つの業務を明確にし、
助成金を受給し人材育成に活かしていきましょう。